成年後見の最近のブログ記事

 今年の3月、Dさんからご相談をいただきました。高齢のため施設に入っているDさんの「おばちゃん」についての相談でした。

 「おばちゃん」は、生涯独身で子どももいません。日頃から、自分に万が一のことがあったときのために、Dさんに「全部任せるから頼むよ」と繰り返し話していたそうです。Dさんも、自分が生まれたときから一緒に住んでいた「おばちゃん」は親も同然でしたので、献身的に施設へも通い身の回りのことも手伝ってきました。

 

 ところが、「おばちゃん」は2月頃から急激に体調が悪くなり、施設内の介護棟で過ごすようになりました。Dさんは、「おばちゃん」に万が一のことがあれば金融機関からお金を下ろせなくなり、お葬式の費用も引き出せなくなることは知っていらっしゃったので、「おばちゃん」の了解も得て株式を換金することにしました。

 証券会社の人が施設に来てくれて、換金の手続きをしてくれましたが、その時点で「おばちゃん」は筆を持つこともかなり難しくなっていたそうです。証券会社の方からは「今回は換金できるようにしますが、今後は成年後見制度を使ってください」と言われたそうです。

 

 「成年後見制度・・・?」Dさんにとってはじめて聞く言葉でした。Dさんは施設のスタッフに相談したところ、私を紹介されご連絡をいただいきました。

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